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奈良県、和歌山県にはいまだに民放FMが開局していません。何故でしょうか? わ...
奈良県、和歌山県にはいまだに民放FMが開局していません。何故でしょうか?
わかる方は教えて下さい。
- 回答 -
山の多い県だと、県域FM局を開局しようとすると、
電波の届かない場所に中継局を作ったりしないといけないので、
県域民放FMの経営が大変になります。
関東のFMでも、千葉のbay-fmは房総半島の外側などに放送するために、
いくつかの中継局を作っています。
奈良や和歌山の場合は、大阪に近すぎる影響があるでしょう。
大阪圏の民放FMが聴けてしまうから、地元県の民放を聴く人が少なくなるし。
放送局を作って経営するのはかなり大変なので、出資する会社が必要になります。
県域局だと、かなり会社を大きくしないといけないし。
コミュニティFM局だったら、奈良県や和歌山県にもいくつかあります。
奈良だと、王寺の「FMハイホー」(81.4MHz)、奈良市の「ならどっとFM」(78.4MHz)
和歌山だと、白浜の「ビーチステーション」(76.4MHz)、
湯浅の「FMマザーシップ」(88.9MHz)、和歌山市の「BANANA FM」(87.7MHz)などです。
市町村合併で市が大きくなった地域もあちこちにあるので、
地元ががんばれば、大きい市の周辺を少し広くカバーするようなコミュニティFM局は作れます。
高いビルの上などに送信所を作っているコミュニティFM局だと、
同じ市内以外に、県の何分の1かの面積や県境越えた地域にも電波が届きますから。
もっとも、奈良や和歌山の例だと、県内に山の多い地形といった問題はあるかも。
奈良盆地の中でうまく電波を飛ばすかどうかでしょう。
(この記事は「Yahoo知恵袋」より引用させて頂きました)